自分が英語で使える表現の幅が狭すぎて困っていませんか?
- いつもワンパターンの言い回ししか浮かばない
- 単語帳では覚えたはずなんだけど、使いたい時には忘れてる
- なんか聞いたことあるけどなんだったけ
めっちゃ悔しいですよね。
僕も悔しいから、色んな人が単語や表現の増やし方をシェアしているのを見ますが、どの方法もいまいちピンと来なかったんですよ。
で、自分自身でどうやったら使える表現が増やせるか考えながらやってきて、ある時、島田紳助さんの話を知り、一つ結論が出ましたので紹介しておきます。
【ヒント】覚えた表現が圧倒的に記憶に残る方法
島田紳助さんが次のように言っていたんですが、あなたは聞いたことがありますか?
「高校とか中学で習った数学の公式は覚えてへんやん。でも、こころで記憶したことは一生覚えているやろ。」
「こころで記憶したことは同じ感情になった時に勝手に引き出しが開くのよ」
個人的に共感しました。確かにその通りだと思います。
何が言いたいのかというと「頭」ではなくて「感情」で記憶したことは桁違いに残るということ。
しかもメモなんてとらなくていいと言っています。
この方法は僕に合っていると思ったから、僕は感情で記憶する方法を模索しました。
ちょっとその前に失敗した方法も紹介しますね。
【三日坊主】僕が失敗したやり方
例えば、以下のような勉強法を提案している人もいますよね。
- TEDのプレゼンを見て覚えよう
- 大統領のスピーチがいいよ
- 何回も書こう
- 語源を勉強しよう
僕は長続きしませんでした。
ダメだった理由を考えたんですが、これだと主に「頭」で覚えることになりませんか?
感情が動かないと言うか全然ワクワクしないんです。
だいたい、こういうの書いている人ってエリートと言うか優秀な感じで自分とはあまり合わない気がしたんですよね。
で、感情で覚えるための方法として僕が実践しているのが、「好きな海外YoutTuberの動画を見まくること」。
個人で活動しているようなYouTuberの動画をひたすら見ています。
チャンネル登録しておけば、最新動画が出たらすぐチェックできるからGoodです。
なぜYouTubeだと覚えられるのか考えてみた
もしかしたら、あなたはYouTubeで覚えるなんて遠回りだし、非常識だと思うかもしれません。
ところが、僕はビックリするくらいラク〜に覚えられるんですよ。
努力や根性を必要としないから、ほぼ毎日の習慣になってます。
じゃあ、なぜできるのか、なぜ記憶に定着するのか考えてみました。
過度に作られてないから嘘くさくない
僕は映画やドラマに興味がわかないんですけど、その理由は現実離れしているからです。
共感できません。
台本に沿ったセリフだから噛んだり、話している途中で止まったりしませんよね。失敗したら何度も何度も撮り直しています。
でも、実は作りこまれていない言葉を見聞きしたほうが学ぶべきポイントが多いんです。
- センテンスのどこでひと呼吸入れてるか
- どこで言い間違えるのか
- 言い直しをする時に使った言葉
手にとるようにわかります。
英語を覚えるならYouTubeは絶好の材料だと思いますね。
けっこうワンパターンだからこそ覚えやすい
一人のYouTuberを徹底的に見ているとパターンが見えてきます。
語彙が少なくて同じ単語を何回も連呼してしまっていたりもします。
偉い人なら「引き出しが少ない」とか言って否定するかもしれませんが、繰り返しだからこそ、記憶に残るのかなって思います。
新着動画がアップされるたびに定期的に見ていると適度なタイミングで反復練習になります。
人には口癖があるでの、何回も聞いているうちに覚えてしまっているフレーズも多いんですよ。
大体扱うテーマも決まっているから、関連したキーワードをまとめて覚えるのにも役立ちます。
最近、動画編集やカメラなどにハマっているんですが、英語圏のほうがレベルも情報量も圧倒的に高いんです。
(日本語だとほしい情報が少ないのでどうしても英語中心になってしまいます。)
最初は仕方なく見ていましたが、そのうち英語の表現力をアップさせるのにもかなり使えることに気づきました。
動画内で何度も出てくると難し目でネイティブでさえ知らないような専門用語でもかなり頭に定着しますね。
内容を理解するために英語が必要になると定着しやすいっていうのもあると思いますが。
ミラーリング効果もあるかも
ミラーリング効果って聞いたことはありますか?
好感を寄せている相手の仕草や口調などが無意識にうつってしまうことです。
なぜか自然と使いたくなるんですよね。
あくまでも仮説ですが、自分が尊敬するYouTuber(英語を話す人)を見ていれば勝手にミラーリングになるってことじゃないでしょうか。
もし、そうなら好きな人を見続けるのがポイントになりそうですね。
注意したい点
日本人向けのコンテンツはあまり見なくていいかも
日本人向けに英語を解説してくれているコンテンツはたしかに理解しやすいです。
ハーフや帰国子女などのバイリンガルが解説している英語関連のチャンネルは登録者数も多いですよね。
でも、僕が言っているのはそういうチャンネルのことではないんです。
人気のあるチャンネルは相当チェックしてますが、見ているだけで表現が増えるようなチャンネルはないと思いました。
ある程度の段階までは間違いなく有用ですが、結局、ヒマつぶし程度なんですよね。
だから、あまり日本語に頼らずに探してみてください。本当に見たいものが見つかったら英語でもハマって真剣に見れます。
いいと思うと自然となんて言っているか知りたくなるんですよ。
英語を上達したかったら英語でやるしかない
日本語を使って英語を理解するっていうのは文法をマスターした時点で卒業したほうがいいです。
英語を使う時間が長いほうが英語は伸びます。
例えば、英語を60分間勉強する時に、10分間英語の問題を解いて、50分間日本語で解説を読んでたら、英語の経験値は10分しか加算されていないようなものです。
字幕はつけたほうがいい
英語字幕は無理せずに見ちゃっていいです。
登録者の多いチャンネルは間違いなく字幕対応してますし、精度もかなり完璧に近いです。
わからなくて気になった単語だけググって調べるだけでも、相当な数の使える単語が増えます。
ちなみに英語のネイティブでも英語字幕ってけっこう必要みたいですよ。
例えば、アメリカ人はオーストラリア人のアクセントに慣れてなくて聞き取れないから字幕をつけるみたいな感じです。
日本語が母語なら、なおさら字幕つけたほうが良いですよね。
最後に
島田紳助さんの動画ですが、話を最後のほうまで聞きました?
興味がなければ見なくても全然いいんですが、実は、感情で記憶するのにも才能が必要だ的なことを言っています。
だから、感情で記憶する方法がベストかというと、全員に当てはまるわけ解決策ではありません。
ただ、頭で記憶するのに挫折してしまったあなたには向いているはずです。
ちょっと好きな海外のYouTuberを探すところからやってみてほしいですね。
【力試し】オンライン英会話で確認しよう!
オンライン英会話の無料体験はもうやりつくしましたか?
まだなら、本当に身についているか実践の中でチェックしてみてください。