英語はネイティブに習わないといけないと思っていませんか?
- ネイティブじゃないと訛りがあるらしいし
- なんとなくネイティブのほうがカッコいい
- スピードへの慣れが必要だから
たしかにネイティブっぽく話せたらカッコイイですし、憧れますよね。
しかし、現時点であなたが「駅前留学の初心者コースに10年間通い続けるマダムと同じレベル」ならネイティブにこだわる必要はありません。
このページでは「英語初心者はネイティブこだわらなくていい理由」を紹介したいと思います。
英語初心者はネイティブこだわらなくていい理由
①英語人口のなかでネイティブのほうが少ない
実は、世界中の英語話者の中で英語のネイティブは20%しかいません。80%近くがネイティブじゃないんですね。
これはつまり、あなたはむしろ非ネイティブと話す可能性のほうが高いということ。
ネイティブ英語をバリバリ使いこなさなければいけない特殊な場合を除いて、無駄が多いんですよね。
②ネイティブは英語を習って身につけていない
ネイティブスピーカーは母国語の習得するために苦労する経験がありません。
あなたも日本語を苦労して習得したとは思っていないはずです。国語の授業があるとはいえ、小学校に入学する前から日本語を話していましたよね。
努力して身につけた人のほうが、感覚で身につけた人よりも、乗り越える方法を理論的に説明できるのではないでしょうか?
DMM英会話の採用基準のなかに日本語が喋れることは含まれていません。英語しか喋れない「モノリンガル」でも先生になれるんですね。
別の言い方をすると、日本語がわからなくても英語のネイティブスピーカーなら講師になれている部分があるということ。
ここで一つ例え話です。以下の条件でしっかりと教えられると思いますか?
- 先生は日本語しか喋れない
- 先生は生徒に日本語を教える
- 生徒は英語だけを理解する
英語と日本語の両方をわかっているほうが確実にうまく教えられますよね。
③僕がネイティブの先生に習った結果
僕の大学ではアメリカ人とカナダ人の先生が英語を教えていました。
しかし、4年間ほとんど成長しなかったんですね。
今思えば、最大の失敗原因はレッスン以外で自主的に勉強しなかったこと。ネイティブのレッスンを受けるだけでどうにかなると思っていました。
要は典型的なダメ大学生だったことです。
日本の文系大学生あるあるですがほとんど勉強した記憶はありません。それで伸びれば誰も苦労しないのですが...。
何が言いたいのかというと、ネイティブのレッスンを受けてさえいれば、英語力向上するわけじゃないということです。
初心者レベルなら重視すべきこと
①受けていて楽しい先生を見つける
初心者は3ヶ月すら継続できずにフェードアウトしてしまいますが、初心者にとって最も重要なのはとりあえず続けることです。
極端な話、まったく伸びてる実感がなくてもいいんですね。
そこでポイントになるのが、レッスンを受けるのが楽しみになるような先生です。
「今日はあの先生のレッスンを受けよう」
と思える先生がたくさんいると継続のパワーになります。
まずは趣味などの共通点が多い先生を探してみてください。
②日本に興味を持っている先生かどうか
日本の文化などに興味がある先生は日本人の生徒を教えるのに向いています。
- 日本人の発音
- 日本人のシャイな性格
- 日本的な考え方
日本人に対する理解度が高い先生はやりやすいはずですね。
③複数の言語を話せる先生かどうか
努力して英語を身につけた人のほうが、つまづきやすいポイントやこれから頑張ろうとする人の気持ちがよくわかるのではないでしょうか?
- 他の言語を身につけている
- 2カ国語を操れる
僕はバイリンガルのほうが先生に向いていると考えています。
最後に一言
DMM英会話でもプラスネイティブプランでネイティブの先生にレッスンを受けることができますが、初心者には必要ないと思います。
僕はフィリピン人の先生に習うようになってから短期間で伸びました。その原因を分析すると、勉強時間が伸びたことにあります。
しっかりとしたマインドを持って英語の勉強を継続すれば自ずと結果が出るんですね。
一番重要なポイントはネイティブかどうかではなくて「自分自身」。
あまりネイティブにこだわらずに先生を選んでみてくださいね。