ある程度、英語を使える自信がついて、いざ外国人と話してみたら、何度も聞き返されて困っていませんか?
- 文法がおかしい?
- 単語が間違ってる?
- 正しく発音できていないから?
原因を自己分析すると、発音するときの口の形など細かい部分まで完璧にしないと考えるかもしれませんね。
もちろんそれも重要です。
でも、じつはもっと違う視点でみれば改善できるケースもあります。
それがアクセントの強弱です。
このページでは「一つの音よりも全体的なアクセントに目を向けよう」という話をします。
一つの音よりも全体的な強弱に目を向けるべき理由
あなたは「R」と「L」の違いといった音そのものにこだわり過ぎていませんか?
じつはいくらRとLが完璧でももっと重要なことを見落としていると伝わらないこともあります。
なぜかというと「強弱」が異なると違うモノをイメージさせてしまうからです。
強弱が違うとどうなるか
日本語の場合で考えてみましょう。
「好きな食べ物はかきです。」と言われて、あなたはどのかきを思い浮かべますか?
「カキ」と「カキ」。
アクセントを前におくか後ろにおくかで判断しますよね。
これは例え話なので、前後の文脈から判断できるなど細かいことは置いておきましょう。
会話なら強弱でも判断するんです。
つまり、あなたが聞き返された原因はアクセントの可能性もあるんですね。
音が間違っていても伝わる理由
むしろ、逆に音そのものが違っていてもメッセージが伝わる可能性は十分にあります。
なぜなら、例えば、鼻歌で曲って伝えることができますよね。
つまり、人間は一つの音よりも全体で判断しているんです。
もちろん伝わらないこともある
日本の中でも北と南でアクセントが違うように相手によってはうまくコミュニケーションができないこともありますが、それは考えないようにしましょう。
細かいことを考えだすとキリがありません。
アクセントを意識すると記憶にも残りやすい
ちなみに僕はたまに覚えたいと思ったフレーズをまず全体的なアクセントで記憶するという手法を使うことがあります。
歌詞を覚える前になんとなくメロディーを先に覚えるイメージですね。
例えば、以下の文章はスティーブ・ジョブズの有名なスピーチの一部ですが、これを覚えるとします。
you can’t connect the dots looking forward;
細かい部分よりもまず全体を- - -- - - -- --みたいな感じで覚えるんですね。
すると、you can’t connect the dots look forward と聞くとなんか物足りなくて「lookの後にingが抜けているから違和感があるんだ」と文法とかではなく、感覚的に気づくんですね。
この話はすこし感覚的な話なのですべての人に当てはまるかわかりませんが、アクセントを意識することは英語を伝える上で意味があるだけじゃなくて、覚える点でも意味があるという意味です。
まとめ
YouTubeでも伝わるためのカギとしてアクセントが重要といっている動画がありました。
厳密にいうと、動画の中ではアクセントの強弱ではなく「ストレス」と「アンストレス」というワードで説明されていますが、僕が言いたいことと同じでした。
さらにアメリカンイングリッシュならアクセントの弱い部分はテキトーでもナチュラルに聞こえるとさえ言っています。
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まだなら、アクセントを意識しながらレッスンを受けてみてください。