あなたは英語の発音を軽視していませんか?
- 自分にはできない
- さすがに今からはもう無理でしょ
- なんかはずかしい
発音練習をしても無駄と考えて手を抜いているかもしれませんね。
しかし、発音練習はリアルでコミュニケーションをとるなら必須です。
このページでは「カタカナ発音の英語のみで勉強してはいけない理由」を紹介します。
カタカナ英語のみで勉強してはいけない理由
英語の発音は日本語と違うルールで成立しています。
- 英語で話しかけられると全然聞き取れない
- 文法は多分あっているけど、相手に通じていない
これは発音の重要性をを軽視しているのが原因です。
あなたはまだ「別に大丈夫でしょ」と思っているかもしれません。
しかし、どれだけヤバいことかは以下の動画が教えてくれます。
普段から日本語に馴染みのない二人にはほぼ全問不正解というくらい伝わっていませんでしたね。
やはり日本語と英語では使う音が違う以上、「違う楽器を演奏する」イメージでしっかりと練習しておく必要があるでしょう。
①英語はカタカナに直せない
カタカタ英語には限界があります。
- Water:ウォーター
- Little:リトル
- Let it be:レット イット ビー
カタカナ英語が巷に溢れているので、ついその感覚で理解しようとしてしまいますよね。
- ウォラ
- リル
- レリビー
にすれば、たしかに少しネイティブが話す音に近づきますが、厳密には「ウォラ」や「リル」や「レリビー」ですらないのです。
カタカナ英語では伝わらないか
カタカナ英語でスピーキングしてまったく伝わらないかといえば、伝わらないことはありません。
例えば、日本語が上手い外国人でも、日本人の話す日本語イントネーションではないことが多いです。
母国語の発音の影響を受けていて日本人とは明らかに違いますが伝わってきますね。
同様に英語が文法などの面で構造が整っていれば、多少発音が違っても文脈のおかげで伝わります。
ただし、発音が100点中30点レベルなら文法的にはミスの少ない文章を作れることが前提になります。どっちもダメなら伝わらないほうが普通です。
自分で発音できる音しか聞き取れない
英語力がつくと聞き取れる量が増えてきますが、なぜ聞き取れるようになるのかというと、自分の発音と英語の発音が似ているから。
発音がうまくなるほど聞き取れるようになり、自分で発音できる音は聞き取れるんですね。
逆に自分で音の区別がついていない限りは、読めばわかる単語だとしても会話の中だと聞き取れないでしょう。
発音の仕方がわからない限り、発音のされ方もわかりません。
アプリなどを使って何度も繰り返し練習しましょう。
②英語には単語同士がくっつくリンキングがある
Can Iが「キャン アイ」ではなく「キャナイ」になったり、want toが「ウォント トゥ」ではなく「ウォナ」になるように、英語には単語同士の関係性でくっついて発音に影響する現象が多数あります。
日本語にはこのルールがありません。
英語が聞き取れないのは想像よりもコンパクトだからです。例えば、What are you doing?でいうとこんな感じです。
- ホワット アー ユー ドゥーイング
- ワラユドゥーイン
文字で書くと下の方が半分くらいの長さ(コンパクト)に感じますが、下が本来の英語に近い形です。
教科書しか使わない人の英語は上のようになりがちです。
よく英語が早くて聞き取れないと言いますが、想像よりも短いから聞き取れていない可能性がありますね。
これを理解しない限りいつまでも聞き取れません。
確かに厳密には日本語にも単語レベルで似たような現象はあります。
- 「せんたくき」⇒「せんたっき」
- 「たいいくかん」⇒「たいくかん」
- 「ありがとうございます」⇒「あざっす」
ただし、単語と単語では起こらないのでリンキングのルールは意識的に身につけるようにしないといけません。
Listening Hackerを使えば「短縮」「連結」「脱落」「同化」「弱系」「ら行化」について簡単に確認できるので便利です。(iPhone・iPadのみ)
参考単語同士のリンキングは「Listening Hacker」で完璧にしよう
③英語は綴り通りには読まない
単語の中に読まない文字がある
「High」の「gh」は読みませんし、「Clothes」も「クロウズ」だったりと英語は文字通り読まない単語が存在します。
これもテキストだけでは見落としがちです。
日本語の感覚で考えると「なんで読まないの?」となってしまいますが、日本語の枠で考えてもいつまでも理解できません。
耳を使って覚えるしかないものもあるということです。
英語だけが紛らわしいのかと言えばそんなことはなくて、日本語にもキラキラネームのように「なんでそう読むの?」と日本人ですら理解できないような読み方のルールがあります。
そういう意味ではお互い様なんじゃないでしょうか?
英語はローマ字読みではない
英単語のスペルをローマ字読みして覚えること自体は分からないことではありませんが、英語にはあくまでも英語読みのルールがあります。
発音に関してはローマ字のルールとは違うということを認識しないといけません。
まとめ
英語力は発音を軽視していると伸び悩みます。
テキストで文法やボキャブラリーを強化するだけでは限界がありますので発音も意識して練習しましょう。
その際、自己流で読んでいたりすると修正するのに時間がかかって遠回りです。
あなたの発音がリアルで通用するか確認するためにもまずはオンライン英会話の無料体験で外国人講師にチェックを受けてみてください。
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まだなら、この機会に自分のカタカナ発音がどれだけ通じていないのか実践の中でチェックしてみてください。