あなたはリスニングが得意ですか?
もし、悩んでいるなら発音練習をしてみると良いよと言う話をします。
発音とリスニングの関係
英語系情報配信者(ブロガーやYouTuber)が「自分で発音できる音は聞き取れる」みたいに言っているのを聞いたことありませんか?
言い換えると「自分で正しく発音できない音は聞き逃してしまう」ってことです。
これって多分、嘘じゃないと思いますよ。
なぜかというと聞き取れない単語をよく分析すると、簡単(シンプル)なことが多いからです。
例えば、よく言われる「Light」と「Right」のような。あるいは「LongとWrong」や「FirstとFast」で迷うような場合もありますし、onがandに聞こえたり、atが聞こえないなどもあります。
つまり、文章が長いから聞き取れないというよりは英語と日本語では発音のルールと違うってことを理解してなくて聞き取れないんです。
(むしろ長い単語だと一部聞き取れなくても脳内で補完できる可能性が残されている分、簡単とも言えます。)
リスニングが得意になると耳で新しい表現を覚えられる
正しく聞き取れるようになると、はじめて聞いた英語でも耳に残るから覚えやすいです。
上達の速度も早くなりますよ。
それこそやればやるほど加速的に伸びますね。
リスニングが苦手なら発音は意識的に練習したほうがいい
英語と日本語を比較すると、英語のほうが音の種類が豊富なので、母語が日本語の場合、発音の面で不利なんです。
例えば、英語には音が80種類あるのに日本語には50種類しかないみたいなイメージです。
日本語のパターンに無理やり当てはめても30種類足りません。
だから、新しく音を習得しないと永久に残りの30種類は聞き逃してしまうんです。
これを解決するのはやっぱり練習しかありません。
【注意】何度も聞けば発音が上手くなるわけではない
練習と言っても、同じ文章を繰り返し聞いていれば聞きとれるようになるかというと、そうでもないみたいです。
むしろ、練習のやり方をわかっていないと何回聞いても聞き取れるようにはなりません。
じゃあどうするのって話ですが、やるべきことは真似して英語と同じ音を発音ができるようにすること。
そうすれば、できるようになった瞬間から一発で聞き取れるくらい変わります(経験済)。
じゃあ、どうやって練習すれば発音が上達するのか解説しますね。
日本語の音の洗脳から解かれて自分が聞こえたように発音してみよう
発音練習の時は、日本語のことは一旦忘れてまっさらに気持ちになることです。
アルファベットって読み方が決まってないし、前の音と後ろの音を混ぜたり、省略してきますからね。
だから、脳に新しい音をインストールするつもりではじめるといいです。
動物の鳴きごえを真似るつもりで、聞こえた通りに口に出してみるイメージです。
ダメな人でも上達しやすい練習方法
センスのいい人は聞こえた通りに発音できるようになると思いますが、これだと感覚的すぎるのでアドバイスにはならないですよね。
センスがない人の場合はかなりの確率で失敗します。
僕も発音センスがあるほうじゃなかったのでわかります。
僕が思う典型的なセンスがない人
「RightとLight」や「WrongとLong」の例でいうと、ラightやロngに聞こえるとしたらあなたはセンスがない人です。これは日本語を引きずってしまってますよね。
でも、大丈夫です。9割はそんな感じだと思います。
僕が苦戦してきて有効と思われる解決策は用意してますので試してみてください。
発音記号を覚える
一見すると、めちゃくちゃ面倒そうだし、遠回りですが、結果的にはやる価値がありました。
発音記号がわかっていたら新しい単語を覚える時も記憶に残りやすくなるはずです。
母音からやるのがいいと思います。
ただし、あまり神経質になりすぎないでください。
発音記号って〇〇式みたいなのがあって統一されてなかったり、アメリカ英語とイギリス英語では違うことも多いので、「意外と発音記号通りに発音してないんだな」と気付いて、混乱する可能性もあります。
良いイヤフォンを使う
しっかり聞くためにはイヤフォンに投資するといいことがあります。
参考ノイズキャンセリングイヤホンは英語学習にも良い|リスニング力UP↑
アプリでリンキングを攻略する
リンキング練習用に良いアプリがいくつかあります。
参考単語同士のリンキングは「Listening Hacker」で完璧にしよう
参考スタディサプリは発音のためのアプリとしてもかなり使える
自分の録音して声を聞く
発音サンプルと自分の声を交互に聞き比べれば、できているかどうかはハッキリします。
録音機能付きのアプリを使いましょう。
YouTuberを参考にする
自分の好きなYouTubeチャンネルを見つけて、そのYouTuberが新作の動画をアップするたびにひたすらチェックすることです。
同じ人に限定して見続けるほうが特徴などがわかって勉強になります。