DMM英会話の料金は「なんでこんなに安いの?」と思ったことはありませんか?
その答えは多数を占めるフィリピン人講師の給料が低いからでしょうね。
僕はフィリピンに住んだこともあるので大体の物価がわかりますが、非常に低いです。
このページでは「DMM英会話が安い理由」について紹介します。
DMM英会話が安い理由
駅前留学のような通学型英会話スクールの感覚で料金表を見ると、DMM英会話の料金は思わず二度見してしまいますよね。
でも、ギャラを聞いたら安くサービスを提供できる理由がわかるはずです。
僕はフリートークのレッスン中に給料の話になったのでギャラについて聞いた結果、具体的な金額を知ることができました。
フィリピン人の先生1レッスンあたり
早速ですが、いくらなのかというと25分間で「55ペソ」とのこと。
為替の影響があるのでアバウトに書きますが、大体100円~150円といったところですね。
レッスンは25分間なので時給換算すると200~300円です。
なお、多くの先生が休暇をとって人手が足りないときは+10ペソのインセンティブがつくこともあるようです。
それから、DMM英会話の本当に初期(サービス立ち上げ期)に先生になった人たちだけは65ペソという契約のようです。
雇用形態
多くの先生はフリーランスです。直接的に雇われているわけではないんですよ。
教えれば教えるだけもらえるシステムです。
逆にレッスンの予約が入らないとお金はもらえない世界です。だからこそ、突然辞めてしまったりということも起こり得るんですね。
参考DMM英会話でお気に入りの先生が突然辞めてしまうことがある
フィリピン以外はわからない
これは一人のフィリピン人の先生とサラリーの話になったときに出た情報なので国ごとに違うはずです。
だからネイティブ講師は別と考えてください。
ちなみにDMM英会話には別料金のプラスネイティブプランがありますよね。
それからフィリピン人の先生はオープンな人が多いので、時々ギャラまでオープンにしてくれますが、他の国の先生が答えてくれるかどうかはわかりません。
DMM英会話は格安
いま現在、DMM英会話1レッスンあたり127円ですから、じつは、僕がDMM英会話に支払っている額よりも、先生はもらっているということになります。
ということはDMM英会話は赤字でやっているということになります。これは信じられませんが、おそらく本当でしょう。
これはどういうことなのかというと、DMMはもともとの資本力が違うので採算度外視でやっているということを意味しています。
多くの事業を展開しているDMMにとってオンライン英会話は1つの事業にすぎませんが、他はオンライン英会話を専門でやっているケースが多いです。
DMM英会話は同業の他社を倒すことが目的でこの価格を設定しているのです。
→この記事を書いた後、料金変更(値上げ)がありました。
参考DMM英会話が値上げ!違うオンライン英会話に乗り換えるならどこ?
プラン内容 | 1ヶ月あたり | 1レッスンあたり | |
---|---|---|---|
DMM英会話 | 1日25分 | 7,900円 | 約193円 |
レアジョブ | 1日25分 | 6,264円 | 約202円 |
hanaso | 1日25分 | 6,264円 | 約202円 |
実際、他社はもうけが出るように料金設定していることがわかります。
「レアジョブ」「hanaso」などは1レッスンあたり最低でも約200円程度です。
仮にDMM英会話と同じ1レッスンあたり「55ペソ」だったとしても黒字にはできる価格設定ですからね。
実際は噂で聞いたところによるとレアジョブは「45ペソ」のようです。ただし、こちらは不確かな情報です。
レアジョブ
まとめ
余談ですがフィリピンのKFC(ケンタッキーフライドチキン)だと時給40ペソとかです。
DMM英会話の給料はかなりいいほうなんです。
フィリピン人の給料というのは月収で5万円程度あれば良いほう。
DMM英会話で教えている先生はほとんど大卒ですが、大卒でも非常に安いのが世界の労働力なんですね。
すでに世の中の流れとしてはこのように安い労働力が活躍しています。日本人の給料が下がっていくのは必然的でしょう。
例えるなら、フィリピン人の給料は月10万円に向かって上昇し、日本人の給料も月10万円に向かって下落しているようなイメージです。
あくまでも個人的な意見ですが、日本人が今の英語力をそのまま放置していたら本当に月給10万円の未来が訪れた時に、黙って爪をかじりながら他国に追い抜かれるのを見ているだけしかできません。
やばいと感じたあなただけでも僕と一緒にDMM英会話で英語力を高めて準備しておきましょう。