DMM英会話のフィリピン人の先生が日本に来ることがあったので、タイミングを合わせて案内をしてきました。
このページでは「はじめて日本に来るフィリピン人に伝えておきたいこと」を紹介します。
フィリピン人がとって難しいこと
①電車の乗り方
日本の電車はセブ島からきたフィリピン人にとって難しいようです。
首都のマニラには電車がありますが、現金払いがほとんどなので「SUICA」も珍しい様子。
「改札」の仕組みも違うので不慣れでよくわかっていなかったです。向こうでは乗り物が、ジプニーかバスかタクシーなので電車は珍しいんですね。
さらに路線が複雑な東京の電車ですのでどこどこで待ち合わせといっても簡単にはいかないのです。
今回、大変だったのが先生が方向音痴ということ。すぐに迷ってしまうので出会うまでが非常に大変でした。
待ち合わせ前の時点ですでに迷子
浅草に行く予定でしたが、前日の先生の宿泊先が東武東上線の下赤塚駅付近の友達の家だったらしく、池袋駅集合を予定していました。
でも結果的にそれも難しいとわかったので僕がその時いた上野から下赤塚駅まで迎えに行くことに。
まあ、仕方ない話です。
日本では駅員さんも英語を理解するとは限りません。路上の案内看板もすべてが英語で書いているわけではありませんからね。
例えば、自分がスペイン語圏で同じことをできるかといったら、Googlemapを見ながらでも難しいかもしれません。
なので、基本は迎えに行くことなんだろうなと思いました。
②ホテルの予約
事前にネットでカプセルホテルを予約していたそうです。
ところが、土地勘がない状態で空いているところを予約した結果、見事にバラバラ。
重い荷物を持っての移動が極めて非効率でした。
円安とはいえまだまだフィリピンと日本との物価の差はかなりの開きがあります。日本に来るのは非常に大変なことです。
そのような彼らのお財布事情を考えると高いホテルは逆にありがた迷惑なのですが、行く場所に応じてカプセルホテルを提案してあげるのが最も親切なのかなと思います。
外国人がホテルを予約するというのは、まだまだハードルが高く、は日本人の助けが必要です。
③服装選び
日本はフィリピンと比べて寒いというイメージがあるからか6日間の滞在のためにコートを6着も持ってきてしまっていました。
また、靴もハイヒールという旅行で歩き回るにはもっとも不向きな靴を選んでしまっています。
結果、日本に住むフィリピン人の女友達に靴を借りていました。
失敗の原因を分析
フィリピンには日本のようにはっきりとした四季がありません。
年中同じ服装で過ごせてしまうため、どうしても季節感というか気温や場所に応じて衣替えをすることに慣れていないようですね。
ちなみに結構な高い確率でフィリピン人はビーチサンダルを履いています(特に家の周りでは)。
もちろん、そうでない人もいますが理由を聞くと楽だからだそうです。
また、道が非常に悪いため、すぐ近くへの移動も車やジプニーに乗る生活です。セブでは意外と長い距離を歩くことがないんですね。
その結果、旅行の時の格好を間違えてしまったのだと思います。
ぜひ、旅行に適した靴や季節に合わせた服を教えてあげましょう。
まとめ
フィリピン人と遊びに行くこと自体は特別はじめての経験ではありませんでした。
実はフィリピン留学中にフィリピン人と出かけることもあったので、すっかりわかっているつもりだったんですね。
ところが、日本で遊ぶとなると違うことも多く、ホームとアウェイでは違いがあるなということを思い知らされました。