レベル別教材の中級に「数学の英語」がありますよね。
よく見ると次のように書いています。
レッスンをより効率よく学んでいただくため、『数学の英語』教材でレッスンをされる際には、『数学教材おまかせ』タグのついた講師を選択されることをおすすめします。
この理由なんとなくわかるような気がします。
フィリピン人は数字が苦手だからです。もちろん中には得意な人もいますが平均レベルが低いのです。
このページでは「僕がフィリピン人の数学力について感じたこと」を紹介します。
フィリピン人は数学が苦手だと思う理由
ペソと円の計算は必ず電卓を使う
フィリピン人の先生は多分お金の話が結構好きです。何かを見せたりしたとき、例えばスマホの料金の話をすると「いくら?」と聞いてくるケースが多くあります。
円で伝えても伝わりませんので「円に2.5~3を掛けた金額」と伝えますが、パッと計算できないのです。
電卓を出してきてやっとわかるくらいです。
だから最近はいくら位か暗算で計算して伝えることが多いのですが、たったそれだけで「You're so smart!!」と驚かれますね。
実際に分数の教材で苦戦していた
「数学の英語」の教材の中にある分数の教材でレッスンを受けたことがあります。
普段は上手に教えてくれるにもかかわらず、分数の割り算の問題は1桁の計算でさえまったく解けなかったのです。
やり方を忘れたと言っていましたが、おそらく学校自体がきちんと教えていないのかもしれません。
日本の教育システムでは小・中・高・大が6-3-3-4ですが、フィリピンでは小・中高・大が6-4-4なので学生期間が短いというのも影響してそうです。
それについては改革するとか既に改革済みだかと言っていましたが、とにかく今DMM英会話で教えてくれている先生の世代は学生期間が短かったということです。
セルビア人の先生よりも1.5%も少ない
2016年1月9日のデータですが、「数学教材おまかせ」のタグがついた先生の数は次のような感じでした。
国籍 | 登録講師数 | 数学教材おまかせ | 割合 |
---|---|---|---|
フィリピン | 1417人 | 42人 | 約3% |
セルビア人 | 1193人 | 54人 | 約4.5% |
国際学力ランキングなどをみるともともと東欧の国の方が数字に強い印象はありますが結構な開きではないでしょうか?
まとめ
このように教える内容によっては国籍による得意不得意があるみたいです。
日本も学力低下などと言われていますが依然として平均レベルはそこまで悪くないのかもしれません。
逆に英語力の国際ランキングでは低いですが。
ということで数学の教材に関してはセルビア人の先生か「数学教材おまかせ」のタグがついた先生にお願いするほうが良さそうです。